秘密結社ゼディス

ゲーム「The Elder Scrolls V : Skyrim」の世界を土台にして創作した、
独自設定の創作小話を連載しています。
多量のMod導入環境が舞台のため、
ロアフレンドリーではないことをご承知の上で御覧ください。

※只今移設作業中

Ep03

Episode03-埋葬された清きYour Soul 05

ブリーズホーム
それはホワイトランの門からすぐ近くにある、割と小さい家だった。
家の前で、鎧姿の女性が椅子に座っている。


3-5-1


ウェズ「やほー、リディア

リディア「おや、ウェザレフさん? モーサルの任務だと聞いていましたが」

ウェズ「まぁちょっと訳があってねー… お邪魔していーかな? 馬車がひどくてさー、乗ってるだけでつかれた」

リディア「どうぞごゆっくり。ロゼさんもどうぞ… 貴女がフィアさんですか。よろしくお願いします」

フィア「こ、こちらこそよろしくお願いします」

丁寧な物腰と言葉遣いだが、その身のこなし、全く隙がない。
かなりの強者だろう。
そこに警邏けいら中の衛兵が通りかかった。
心なしかリディアの前を通り過ぎるとき、びくびくしているような気もする。





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Episode03-埋葬された清きYour Soul 04

3-4-1


その日の午後。
なぜか、3人はモーサルではなく、ホワイトランにやってきていた。

ロゼ「ただいまホワイトラン!ヽ(´▽`)ノ」

ウェズ「うぅー、あの馬車無茶しすぎ… 腰痛いってばー…」

フィア「確かに早かったけど、あんなに荒い馬車初めて乗った…」

徒歩の旅でもなかったのに、ロゼを除いてぐったりしている。

ウェズ「まったくなんでこんなとこまで来なきゃなんないのー」

フィア「だってウェズちゃんが受けた仕事じゃない…」

そう、なぜわざわざホワイトランまで来てるのか。
それはウェズが宿屋でだらだらしていた時の出来事のせいだった。





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Episode03-埋葬された清きYour Soul 03

3-3-1


首長首長官邸に戻ると、イドグロッドは出た時と全く変わらぬ姿勢で瞑想していた。
夢見というのはそれだけ深い集中が必要になるのだろうか。
だが、今回も彼女は来訪を察知して目を開いた。

イドグロッド「早かったね。こんなにすぐ戻ってくるとは」

フィア「まだ証拠は掴めていないんです。ただ、ヘルギちゃんの幽霊に出会いまして…」

イドグロッド「ほう。フロガーの娘だね、亡くなった」

フィア「はい。彼女に、夜になったら自分を探すように言われました」

イドグロッド「なるほど。 …ここでは霊界の影響が強いんだ。だから、そういうこともある」

首長はそのまま目を閉じると、しばらく黙った。
3人が見ている前で、夢見を使っているのだろうか。

 



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Episode03-埋葬された清きYour Soul 02

3-2-1


一夜明けて。
十分な休息を取ったフィア達は、朝から首長しゅちょう官邸に向かった。
そこで、ウェズは当然の疑問をぶつける。

ウェズ「ねー、一応モーサルのボスなわけでしょ? いきなり首長に会わせてくれるもんなの?」

フィア「私一度お会いしたことあるから大丈夫… 多分ね」

ウェズ「ふーん…」

あまりモーサルの政情はよくないので、当然ガードが厳しくなっている可能性はあった。
ただ、政治家というものは人の顔を忘れないものだ。

フィア「官邸には誰でも入れることは入れるから、なんとかなるわよ」

ロゼ「いってみよー(´▽`)」

そう言ってロゼは官邸のドアに手をかけた。
衛兵も特に見咎めることなく通してくれるので、問題ないのだろう。





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Episode03-埋葬された清きYour Soul 01

3-1-1


フィア「ただいまモーサル… やっと帰ってこれたぁ…」

フィアはモーサルに到着するなりそう独り言を漏らした。
実際はせいぜい2日居なかっただけなのだが、それだけゼディス要塞での経験が濃かったのだとも言える。

ウェズ「やっと着いたってのは同意だけど、もう足痛くてサイアク。すぐ宿に連れてってよー」

ウェズは完全にダレている。
ちなみに、足痛いってセリフは今回が初めてではない。
道中時々このセリフを発して、そのたびロゼにおぶってもらっていた。
…ので、一番歩いてないのは彼女なのだが。

ロゼ「おなかへった(*・∀・)」

ロゼはロゼで別の理由で宿に行きたがった。
これはまぁ、仕方ないことだろう。それだけ彼女は体力を使っているのだし。
それに、着いた時刻はもう夜9時を回っていた。

フィア「そうね、仕事受けるのは明日にして、今日はもう宿に泊まりましょう」

フィアはそう皆に伝えると、ムーアサイドへの道を歩き出した。





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